よく聞くお金のトラブル、どうすれば借金トラブルはなくなる?

お金は人とのつながりを断つ場合があります。とりわけ貸したお金がいつまで経っても返ってこないケースでは、人間関係にヒビがはいります。つまりトラブルに発展するわけです。これが個人間、例えば恋人や友人、家族や親族間でのトラブルとなると、何かと複雑さが増すことになります。どうすれば借金トラブルはなくなるのでしょうか?

個人間での借金トラブルを防ぐ一つの方法は、貸す前に借用書を書いてもらうことです。貸す相手が金銭感覚に乏しく、常に誰かに借金をしているような人だったとしたらどうでしょう。そういう人とは付き合う事もしないかもしれませんが、どうしてもお金を貸さなければならないような状況になってしまったら、忘れずに借用書を書いてもらいましょう。「○○までに返します」「どんな方法で返します」「分割の場合はこのように返します」等のように、具体的に書いてもらいましょう。これが個人間の借金トラブルを防ぐ方法の一つです。

融資トラブルの場合はどうでしょうか。つまり消費者金融業者等から借金をしたものの、借金で首が回らなくなった等のトラブルの場合です。そんな時に絶対に避ける事は、借金を重ねることです。借金の為に借金をすると、結局は自転車操業となり借金は膨らんでいくだけです。あってはならないことですが、もし融資を返済できないような状況に陥ったら、まずは弁護士か司法書士に相談しましょう。

法律に基づいて債務整理をすることになると思います。債務整理とは、自己破産や個人再生、任意整理や特定調停などがあります。自分の債務状態によって適切な債務整理の方法が変わります。素人では分かりにくいかもしれませんから、そういう意味でまずは法律のエキスパートに相談をする必要があるのです。

自己破産や任意整理というのは、響きやイメージがあまり良くないかもしれません。しかし実際にはメリットの方が大きく、あえてデメリットを挙げるなら、自己破産後数年はローンを組めなかったりクレジットカードを発行できないという点です。ブラックリストに名前が載ってしまうので、その点は致し方ないかもしれません。しかしそうした法的手続きをすることによって、借金生活から解かれ、一般的なまともな生活ができるようになるのも間違いありません。ですから、融資に関するトラブルの場合は躊躇なく法律のプロに相談することにしましょう。

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